Column コラム

店舗採用・応募支援

バイトルとタウンワークの比較|料金の仕組みの違いと、店舗のアルバイト募集での使い分け(2026年版)

この記事の結論

2026年10月時点で、バイトルとタウンワークは料金の仕組みがまったく違います。バイトルは掲載の枠と期間で費用が決まる掲載プラン、タウンワークはIndeed PLUSに連携した採用管理ツールから求人を出すクリック課金で、タウンワークに必ず載るとは限りません。いつまでに何人採るかが決まっているならバイトルで掲載期間を買う、急がず細く採り続けるなら予算の上限を自分で決められるクリック課金、が使い分けの基本です。

「バイトルとタウンワーク、どっちに出せばいいですか」。アルバイト募集の相談で今もよく聞かれる質問ですが、2026年のいまは前提が変わっています。タウンワークの紙のフリーペーパーは2025年3月で休刊し、求人の出し方もIndeedの仕組みを通す形になりました。同じ「アルバイトの求人サイト」でも、お金の払い方がまったく違うのです。

代表の中野谷は、前職で約10年、大手求人情報会社でアルバイト向けの求人媒体に携わってきました。その経験から言っても、媒体の仕組みはここ数年で大きく変わっています。この記事では、2026年10月時点の公式情報で両者の仕組みを確かめ、店舗のアルバイト募集でどう使い分けるか、出す前に何を準備するかを整理します。

※各サービスの料金の仕組み・掲載方法は、2026年10月時点で公式ページを確認した内容です。料金はエリアやプランで変わるため、申し込み前に必ず最新の情報と見積もりをご確認ください。

2026年のいま、2つは料金の仕組みが違う

まず全体像です。

バイトル タウンワーク
運営 ディップ株式会社 株式会社リクルート
求人の出し方 バイトルに掲載を申し込む Indeed PLUSに連携した採用管理ツール(Airワーク 採用管理など)から投稿する
費用の決まり方 最小の枠数と掲載期間で決まる掲載プラン 求人がクリックされた分だけ(クリック課金)
費用が発生する時点 掲載を契約したとき 求人がクリックされたとき
予算の調整 プランと期間を選ぶ 予算の上限を自分で決める。いつでも止められる
載る場所 バイトル Indeedが求人ごとに判断した連携先。タウンワークに必ず載るとは限らない

バイトル: 枠と期間を買う掲載プラン

バイトルの企業向けの公式ページでは、掲載プランごとの料金が、最小の枠数と掲載期間(最短で7日、14日、1か月など)の組み合わせで示されています。費用は掲載を契約したときに初めて発生し、料金は掲載エリアによって変わると案内されています。写真に加えて原稿内の動画も無料で載せられ、仕事を体験・見学してもらう「しごと体験・職場見学」の機能もあります。応募が来たら初回の対応メールを自動で送る機能や、応募対応から面接設定までを自動化する「面接コボット」も紹介されています(出典: バイトル「【公式】バイトルでアルバイト求人募集!掲載料金表とプランを確認」2026年10月確認)。

タウンワーク: Indeed PLUS経由のクリック課金

紙のフリーペーパー『タウンワーク』は、2025年3月31日付で全77版が休刊し、求人情報の発信はウェブサイト・アプリの『タウンワークネット』に一本化されました(出典: リクルート「フリーペーパー『タウンワーク』休刊のお知らせ」2024年12月3日)。

求人の出し方も変わっています。タウンワークの公式の料金ページでは、タウンワークへの求人投稿は「Indeed PLUS連携ATS」から行い、Airワーク 採用管理はその一つだと案内しています。費用はクリック課金で、求人がクリックされた分しかかからず、有料広告は3,000円から使え、予算の上限は自分で決められます。注意したいのは、掲載先の種類や時期は変わる可能性があり、「タウンワークに必ず掲載されるとは限りません」と明記されている点です(出典: タウンワーク「【公式】タウンワーク 料金の仕組みを解説」2026年10月確認)。

つまり今のタウンワークは、「タウンワークの枠を買う」媒体ではなく、Indeed PLUSを通して求人を出したときの載り先の一つです。

代表・中野谷のひとこと

Indeedに載せたら他の媒体にも載るよね、という話はよくあると思うんですけど、そのケースも増えています。最近は他の会社さんとの連携も進んでいるので、この先どうなるかは分かりません。その辺は本当にウォッチしないと難しいと思います。

違いは「期間を買うか、クリックを買うか」

2つの違いを一言でいうと、バイトルは掲載の期間を買い、タウンワークはIndeed PLUSを通してクリックを買う、です。この違いが、使い方をそのまま分けます。

代表・中野谷のひとこと

マイナビやdoda、バイトルといったあたりは、有料の求人媒体です。有料というのは、掲載するときにお金がかかるということです。集客でいうと、ホットペッパービューティーに近いと思います。

期間を買う(バイトル) の強みは、決めた期間のあいだ、求人をまとまった数の求職者に見せられることです。裏を返すと、応募が来ても来なくても費用は同じで、期間が終われば求人は載らなくなります。費用は掲載を契約した時点で決まるので、勝負は掲載の前の準備でほぼ決まります。

クリックを買う(Indeed PLUS経由のタウンワーク) の強みは、予算の上限を自分で決めて、少額から始め、いつでも止められることです。一方で、どのサイトに載るかは自分で選べません。「タウンワークに載せたい」という目的だけで選ぶと、期待とずれることがあります。求人の中身で載り先が判断されるので、職種名や写真を整えることが、そのまま表示につながります。

私たちは、掲載プランの媒体に出す前に、無料で出せる媒体で同じ原稿を出して反応を確かめる順番をすすめています。反応のない原稿のまま期間を買っても、費用だけが先に出ていくからです。Indeed PLUSを使う窓口になるAirワーク 採用管理の使い方は「Airワーク(AirWork)の使い方」で、Indeedの無料と有料の考え方は「Indeedの無料掲載と有料掲載の違い・使い分け」で扱っています。

参考までに、当社の支援先72社が2026年1〜8月に受けた応募22,442件のうち、バイトル経由は4.5%(利用12社)でした(出典: AccompanyOn「店舗採用データ 2026」。当社支援先の実績で、市場平均ではありません)。使っていた社数が限られるので媒体の良し悪しは言えませんが、店舗のアルバイト採用では、掲載プランの媒体は「期限があるときに上乗せする」使い方が中心になっています。

選ぶ前に答えを出しておく3つの質問

営業担当と話す前に、次の3つを自社で決めておくと、媒体選びで迷わなくなります。

  1. いつまでに何人採るのか — オープン日や繁忙期など期限がはっきりしていて、何人かまとめて採りたいなら、掲載期間を買う意味があります。期限がなく、欠員が出るたびに1人ずつ採るなら、予算の上限を決めて続けられるクリック課金のほうが合います
  2. 応募が来たら、誰がいつ返すのか — 掲載期間は限られています。応募が来てから体制を考えるのでは間に合いません
  3. 写真や動画を用意できるか — 職場の様子を見せる素材があれば、動画も載せられる媒体の機能を活かせます。素材がないまま大きな枠を買っても、伝わる中身は増えません

この3つがあいまいなまま「とりあえず大きい枠で」と申し込むのが、掲載プランでいちばん費用をむだにしやすい形です。

掲載の前にそろえておくこと

掲載プランは契約した時点で費用が決まり、クリック課金も表示が始まれば費用が動きます。どちらでも、次の4つは出す前にそろえてください。

  • 職種名 — 社内の呼び名ではなく、求職者が探すときに使う言葉にする
  • 写真 — 1枚目は、実際に一緒に働くメンバーが写っているもの。続けて、店内や休憩スペース、仕事中の様子を入れる。作り込んだ写真より、ふだんの職場が伝わる写真のほうが反応がよいのが、私たちの現場での実感です
  • 条件の整理 — 「未経験不可」「シフト固定」のように入口で絞ると、会えたかもしれない人を落とします。間口は広く取り、見極めは面接で行います
  • 応募後の体制 — 誰が、いつまでに、どの手段で返信するかを決める

写真の撮り方は「求人写真の撮り方」にまとめています。

掲載中の勝負は、応募のあとにある

掲載が始まったら、毎日確かめたいのは次の2つです。

1つ目は返信の速さです。応募者はいくつもの店に同時に応募していて、最初に確実につながった店が面接を取ります。応募した直後がいちばん気持ちが高いので、その日のうちの返信を基本にしてください。バイトルの自動の初回対応メールのような機能は使いつつ、メールだけに頼らず、相手が返しやすい手段を用意します。

2つ目は面接の予約のしやすさです。連絡はついたのに面接まで進まないなら、いきなり履歴書が必要な面接になっていないかを見直します。「まずは職場を見に来てください」「私服で大丈夫です」といった一言や、こちらから候補日をいくつか出すことで、予約は決まりやすくなります。応募から面接までの流れの作り方は「応募対応のスピード設計」で詳しく扱っています。

まとめ

  • 2026年10月時点で、バイトルは枠と期間で決まる掲載プラン、タウンワークはIndeed PLUSに連携した採用管理ツールから出すクリック課金。料金の仕組みがまったく違う
  • タウンワークの紙のフリーペーパーは2025年3月31日付で休刊。いまのタウンワークは、Indeed PLUSの載り先の一つで、必ず載るとは限らない
  • 期限があって何人かまとめて採るならバイトルで期間を買う。期限がなく細く採り続けるなら、予算の上限を決めてクリック課金で続ける
  • どちらでも、職種名・写真・条件・応募後の体制を出す前にそろえる。費用を回収できるかは、応募のあとの数日で決まる

次の一歩は、「いつまでに何人採るか」を紙に書いてみることです。それが決まれば、期間を買うのか、クリックを買うのかは、ほぼ自動的に決まります。

動画で見る

代表の中野谷が発信している YouTube「店舗運営チャンネル【採用と集客】」から、この記事に関係する回です。

【永久保存版】業種別の採用難易度ランキング!職種でマッチする採用媒体を使わないと損!
アルバイトの求人サイトに載せるときの費用の考え方と、業種や時期・シフトで合う媒体が変わることを代表が話しています。タウンワークの掲載方法は、この記事と公式情報で最新の内容をご確認ください。

よくある質問

バイトルとタウンワークの違いは何ですか?

2026年10月時点では料金の仕組みが違います。バイトルは最小の枠数と掲載期間で決まる掲載プランで、契約した時点で費用が発生します。タウンワークはIndeed PLUSに連携した採用管理ツールから求人を出すクリック課金で、クリックされた分だけ費用がかかります。

タウンワークに求人を出すにはどうすればよいですか?

タウンワークの公式の案内では、Indeed PLUSに連携した採用管理ツール(Airワーク 採用管理など)から求人を投稿します。掲載先はIndeedが求人ごとに判断するため、タウンワークに必ず載るとは限りません。

タウンワークの紙の求人誌はまだありますか?

リクルートの発表では、フリーペーパー『タウンワーク』は2025年3月31日付で休刊し、求人情報の発信はウェブサイトとアプリの『タウンワークネット』に一本化されました。

バイトルの料金はどう決まりますか?

公式の企業向けページでは、最小の枠数と掲載期間を組み合わせた掲載プランごとに料金が決まっていて、掲載エリアによっても変わります。正確な金額は見積もりで確かめてください。

どちらを選べばよいですか?

いつまでに何人採るかが決まっていて、期間内にまとめて応募を集めたいならバイトルの掲載プラン、期限がなく予算を自分で決めて細く採り続けたいならIndeed PLUS経由のクリック課金が合います。どちらでも、応募にすぐ返信できる体制を先に整えてください。

← コラム一覧へ 店舗採用データ 2026 →